妖狐の灯

□16、帽子
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そんな3人の前に‥、



ガープ「おお、やっとるようじゃの」


エース「ジジィ、」


サボ「?」


ルフィ「あ、じいちゃん」


ロール「ルフィ、」


ルフィ「!、ロ、ロールゥウウ!!!」



ギュ〜!



ロール「ととっ、」




ルフィはロールを見た瞬間すぐさまロールに抱きついた。

ロールはルフィの勢いにより少しよろけたが持ちこたえた。



ルフィ「ロール‥、」


ロール「ししっ、少しは強くなったかルフィ?」


ルフィ「なった!ロールには負けねェ!!」


ロール「ははっ!じゃあちょいとかかって来いよ、」


ルフィ「いっくぞー!」





ルフィはロールに立ち向かったが、あっさりKOされました。




ルフィ「くそ〜‥、」


サボ「あっという間だな…つーかコイツら誰だ?」


エース「そいつは知らねェそっちはジジィだ」


ガープ「じいちゃんと呼べと言っとるだろうが!」


エース「べー」


サボ「なぁお前、おれとやらねェか!」


ロール「んぁ?」


ルフィ「あ!サボずりー」


エース「お前 今やっただろ‥」


ロール「ああ、まァ良いぞ。おれでよければ、」


サボ「よーし!」




ロールとサボの対決。
サボはルフィより強いがロールには勝てなかった‥。




ロール「中々すげぇな、」


サボ「くそ、負けたかー」


エース「…次 おれやる!」


ロール「マジか‥、」





3戦続きのロール。
休む暇もなく3戦目が続きました。

その間、サボはルフィにガープやロールの事を聞いていました。



2人の対決の結果、ギリでロールが勝ちました。




ロール(こりゃもう海兵より強ェな‥、)


ガープ「ぶわははっ!エースも負けたか、」


サボ「お前の兄ちゃんすげぇな、」


ルフィ「ロールはすげぇもん」


サボ「んん‥、悔しいからもう一戦やろうぜロール!」


ロール「へ?」


ルフィ「あ、おれも!」


エース「おれも もっかいだ!」


ロール「え?ちょっ、えー!?」


『行っくぞー!!』




何と3人一遍に来たものだからロールは避けるので精一杯であった‥。

その様子を笑いながら見るガープであった。








ー夕食ー



ロール「へー、兄弟かぁ」


ルフィ「にっしし!」


サボ「ロールもどうしてもって言うなら入れてもいいぞ」


ロール「ん、いいのか?」


エース「特別だ」


ロール「!、ははっ、ありがとよ、」


ルフィ「モグモグ」


ロール「ん?」


エース「あ?」


サボ「あ…、」



3人の皿の上にメシが乗っていたハズだったが、魚の骨すらなかったという‥



ルフィ「ぷっはー、うまかった〜」


『メシがねぇええっ!!!』




3人が話してる隙にルフィは3人のメシ共々、ルフィの腹の中に収まっていました。

こういう時は素早い食いっぷりであるルフィだった。





その後、4人は盃を交わした。
ロールを抜けば2回目の行いである。

ロールは今日、エースとサボを加えた3人の兄貴となった。





 
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