妖狐の灯

□12、3年前
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ー酒場ー


ここには、1団の海賊団が酒場にいた。

だが海賊といっても穏やかで残虐や支配などせずただ酒やらメシやらを飲み食べ、金も勿論払う。

村の人たちもその海賊団を恐れたりはしない。
逆に迎えていたのだ。


この海賊団は1年程前から停泊している。





その海賊団の名は、
  "赤髪海賊団"ーー。




その赤髪海賊団が酒場でわいわいと騒いでいると‥、



ーーバンッ、



?「お、ロールにルフィじゃねェか。どうしたんだ、そんな大きな音たてて」


ルフィ「ヤソップ、」


?「つーかルフィ。またロールにおぶってもらってんのか、」


ルフィ「うるせっ、バカシャンクス」




シャンクスと呼ばれた赤髪の方はこの海賊団の船長である。

ヤソップは海賊団の名狙撃手である。



ロールは無言でルフィを下ろし、シャンクスのもとへ向かっていった。



シャンクス「?、どうしたロール」


ロール「ちょっと面(ツラ)かせ」ポキポキ


シャンクス「へ?」









ヤソップ「お頭ァ、ロールになんかしたんですか?」


シャンクス「してねェよ……、」




2人でどこかに行ったと思いきや数分後、戻って来ました。
シャンクスはボロボロの姿でしたが…。



シャンクス「俺なにしたよ……?」


?「ルフィの傷の事じゃねェか‥?」


ロール「副船長分かってるな、」



タバコを吸い副船長と呼ばれたこの方は、ベン・ベックマン
ロールの憧れの人でもある。



シャンクス「いやいや、まさかあんな事すると思わなかったしよ、」


ロール「言い訳却下」


ヤソップ「まァそれなら怒るのも無理ねェな、」



すると、シャンクスの隣にルフィが来た。



ルフィ「シャンクス!」


シャンクス「あ?」


ルフィ「航海連れてってくれ!」


シャンクス「かなづちは止めとけ、」


ルフィ「かなづちでも船から落ちなきゃいいじゃないか!それに戦ってもおれは強いんだ、」



ルフィはシャンクスに航海へ連れて行ってもらえるように説得?したがシャンクスは軽く鼻であしらっていた。


 
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