妖狐の灯

□改訂版
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ーー大海賊時代‥、


今の時代を、人はそう呼ぶ。

海賊王ゴールド・ロジャーが残したと言われる秘宝ワンピース≠求めて海に出る海賊が増えた為に、そう呼ばれたそうだ。



?「ふぁ〜…あ、自由はいいな〜」



とある無人島の平原で、空を見ながら欠伸をする14歳の少年…名をモンキー・D・ロール。

黒い帽子に金色のペンダント、顔の左頬に傷…が特徴の少年だ。


彼がここにいる理由は後に語ろう。



ロール「……ん?」



軽く目を瞑っていたロール。
すると何かが近づいてくる事を察知したロールは、頭や尻から普通では有り得ない物を生やした。


狐の耳と、尻尾。

ロールは悪魔の実の能力者である。



ロール「……鳥か…?! すっげぇ〜!」



上をよく見ると空には青い炎に包まれた鳥が飛んでいた。
あれで空を飛んだら気持ちいいだろうな〜、とロールは子どものように目をキラキラさせていた。



ロール「…なんて言ってる場合じゃねぇか、」



そろそろ次の島に行かないと……と、ロールは体を起こし、自分の船がある海岸へと向かって行った。



?「見たかよい、サッチ?」


サッチ「ああ、けどここ無人島だよな? 何で能力者のガキがこんな所に……。 どうするよマルコ?」


マルコ「…後を追うよい」



ロールの行動をとある場所から見ていた者たち。

彼らは一体…?
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