妖狐の煌

□5、新調
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ロール「マルコ!サッチ!早く来いよー!!」


マルコ「ったくあの野郎…」


サッチ「はしゃいでんな〜」



島へと上陸した3人は町を徘徊し始めていた。

ロールは2人より前に歩いていて、町を楽しそうにはしゃいでいた。


保護者の2人はそんなロールを見失わないように追いかける。




サッチ「んで、どっか行きたい所あんのか?」


ロール「メ「服屋に行くよい」えーっ?!」


サッチ「オシャレマルコ君服買いたいの?」


マルコ「その言い方止めろい、だいたい俺のじゃなくてコイツのだよい」


ロール「え?」



ロールが着ている服は船員たちの古着。初めから着ていた服以外はロールの服は当然ない。



サッチ「なるほどな、んじゃそっち行くか」


ロール「メーシ〜」


マルコ「メシなら帰ってからサッチが作るよい」


サッチ「おい…、」


ロール「マルコ、俺は今食いたいそしてあの肉美味そうじゃね?」


マルコ「既製は買わないよい、帰ってからサッチので我慢しろい」


サッチ「ちょいちょい、マルコ君それどういう意味かなぁ?!!」



言・い・方!!とサッチがマルコにブースカ言ってる間…、



ロール「おっちゃんお代わり!」


「はいよ! 兄ちゃんよく食うね」


ロール「まぁな! ここの肉超美ま」

ガンッ!!!



当然の如く、ロールはマルコに殴られ頭にはたんこぶが乗せられていた。



(何すんだよマルコォ…)

(何してんのかは俺のセリフだよい…っ!!)

(だってこのおっちゃんがタダでいいって)

(そりゃねェよ兄ちゃん…)

(おっちゃんコイツが食べた分いくら?)

(えっと…5つ食べたから4000ベリーだな)

(お前よくあの間で5つも食えたな、)

(それほどでも、それにもっと食えるぞ!)

(褒めてねェし食うなよいッ!)
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