妖狐の煌

□2、船内
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ロール「うーん…」



白ひげの部屋を出た後、ロールは唸っていた。

マルコがいないからだ、当然と言えば当然だが…



ロール「よし」



仕方ないから食堂に戻ってサッチに助けを…あ、でもまだエースとハルタが居そうだな……。

やっぱマルコを探すしかないかな…、



ロールはとりあえず勘を頼りに右方向へと歩いて行った。








ロール「あらら…」



するとどうだ、見事に行き止まりについてしまった。



ロール「俺って方向音痴だったっけ…?」



知らない所でもある程度は当たってた筈なのに…と、ロールはぶつぶつ呟く。



?「…あれ、副船長?」


ロール「ん? お、フィレス!」



いい所に!、とロールはフィレスに駆け寄る。

フィレスは2番隊隊員だがロールにとっては相棒で、同じ部屋で共に過ごしている。



フィレス「何してたんですか?」


ロール「マル……あー、まぁフィレスでいいか」


フィレス「?」


ロール「船内案内してくれ!」


フィレス「え?」



何を言い出すかと思いきや、船内の案内を頼むロール。 とりあえず事情が分かったフィレスは案内をする事になった。
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