炎少年と青年

□暴れ馬
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レン「…ん?」


サッチ「おう、レンか」



廊下を歩いているとサッチが歩いて来た。



サッチ「あぁそうだ、あいつ目覚ましたぜ」


レン「!、そうか」


サッチ「まぁちょっと猛犬だったな」


レン「話しでもしたのか?」


サッチ「軽くな、今甲板の端の方にいる。 あの様子じゃ今夜辺りにでも暴れるんじゃね?」


レン「……」


サッチ「お前はあんま首突っ込むなよ、お前まで襲われちまう」


レン「俺は別に…。」


サッチ「まぁ言っても無駄な事は知ってるけど」


レン「なら言うなよ…」



サッチは笑い、その後別れてレンは甲板に足を動かした。








レン「……、」



甲板に着くと、端っこでポツリとしゃがんで伏せている者がいた。



レン「…」



レンはエースに近づいた。

その次の瞬間、エースはレンの首もとにナイフを向けた。



レン「…」


エース「何の用だ…」


レン「特には、」


エース「ち、」



エースは舌打ちをする。
ナイフを首もとに向けられて尚、レンは平然としているからだ。



レン「…怪我はもういいのか?」


エース「ってめぇには関係ねェだろ!!」


レン「……」



エースは睨みつけ、失せろとレンに言った。

レンはとりあえず今日は身を引いた…。
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