総隊長と家族

□62 兵器
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ビュンッ!!
ーードカーン!!



『!!!!』



リユースとメァリがいた場所から急にそんな音が聞こえた。

すぐにそこを見ると…、



サッチ「!」


フィン「……」


メァリ「ぁ…、」



フィンがいた。
サッチやマルコがいた場所から素早くそちらに向かっていて、フィンの中にはメァリが抱えられていた。


メァリを連れ、フィンはクロードの方に向かう






……もう、怖くない。


みんなを守る。



その為なら、
誰とだって戦う…!!




サッチ「……、」



サッチはフィンの行動を見て、フッと笑う。



クロード「…ありがとうございます」


フィン「……」



くい…、


フィン「!」


メァリ「ありがとー」



メァリはフィンに礼をいい、優しく微笑む。




マルコ「……ぁ、」


サッチ「?、どうした」


マルコ「あいつもしかして、“音響”のラディかよい?」


クロード「!!!」


サッチ「“音響”?」


エース「……」


マルコ「“音響”のラディ。新世界でちょっと名の知れてた奴で……ここ最近きかないと思ったらこんな所にいたとはねい」


サッチ「はーん…、」


クロード「…ラディ、だと…!?」


ファイ「クロード…?」


ゼウス「っ……、」


ラディ「てめェら…!!」


リユース「…やってくれましたね」



ラディとリユースは周りを睨みつける。

そんな中…、



クロード「っ!!貴様らッ!“あの時”の海賊か!!?」


ラディ「あ?」


サッチ「あの時…?」


ゼウス「……っ!!」



“あの時”とは一体…?

その時ゼウスは唇を噛みしめていた。
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