総隊長と家族

□60 捕らわる
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エース「…これ」



エース、マルコ、クロードは城の前まで来た。
すると、見覚えある…いや、自分の帽子を見つけたエースは帽子を拾いマルコ達のもとへ。

マルコ達は建物の塀と塀の間に隠れて、様子を窺う。



エース「フィン…多分城の中に、」


マルコ「ちょっと遅かったようだねい」


エース「っ……、」


クロード「……」


マルコ「?、どうしたよい?」


クロード「え?ぁいえ…」



クロードは思いつめたような顔をしていたが、マルコが声を掛けた事で正気に戻った。



マルコ「…とにかく、城の中に入るしかないねい」


エース「クロード、確か城抜ける時、隠し通路あるって言ったよな?」


クロード「あ、はい。
城の裏手の方にあります」


エース「案内してくれっか?」


クロード「勿論です」


マルコ「じゃあさっそ「おい」」


『!!!!』



バッ!!



3人は背後から聞こえて声に急いで振り向いて、構えた。


だがその正体は…、



サッチ「何してんだお前ら?」


メァリ「クロっ!!」


クロード「メァリ様…!?」


マルコ「何でお前がいんだよい?」


サッチ「話すと色々長くなっちまうから言わないでおこ「あ゙?」すいません、それも言いますから」




サッチはファイの事をかいつまんで言った。



クロード「っ…!! 迂闊だった…!!」


エース「ファイまで捕まったなんてな…」


サッチ「……え?“まで”って何? つーかさっきから気になってたが、フィンは?」


マルコ「……」




マルコはサッチにフィンが捕まった事を嫌々ながら話していた。



サッチ「んだとコ「大声出すんじゃねェよい!」っ、何でお前らがいてフィンが捕まるんだよォオ!!?」



あーもう使えねェなァア、と小声で言うサッチ。

マルコは頭に怒りマークがあり、拳を震わせていたがエースによって制止されていた。



エース「まぁとにかく、急いで行った方がいいな!」


サッチ「おうよ!」


マルコ「…そうだねい」




5人は隠し通路で城に侵入する為、急いでその場所へと行き、そこから城に侵入した。
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