総隊長と家族
□59 迷子
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エース「…っ、俺の所為だ……」
マルコ「んな事ねェよい。悔やんでる暇があったらとっととフィンを探せ」
エース「分かってる!」
フィンが居なくなったのに気づいた2人。
フィンを探すも、中々見つからない。
そんな時、見覚えのある格好をした人がエースのもとに来た。
?「エースさん!!」
エース「!!、えっと…お前、クロードか?」
クロード「はい。…それよりアデ…フィン様が居なくなられたのでは!?」
マルコ「!!!、何で知ってんだよい?」
クロード「っ、先ほどフィン様らしき人が黒い衣服の人と城に向かって居たので、まさかと思って追跡しようとしたのですがこの人混みで…」
『!!!』
マルコ「やばいねい…」
エース「何で…、バレたのか!?」
クロード「……もしかしたら、私が気づいた時と一緒でその場に誰かが見ていたとしたら…」
マルコ「或いは、別にあるか……。 何にしても急ぐよい!」
クロード「私も行きます!」
エース「お前、あの2人は?」
クロード「街の外は大抵誰も行きません。 いつもそうでした」
マルコ「……行くよい!」
エース「ああ!」
3人はフィンが向かったとされる、城に向かって行った…。