総隊長と家族
□58 行動
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エース「…ところで、お前らさっき襲われそうになったって言ったけどよ
よく逃げ切れたな?」
ファイ「クロードは騎手団長なんだ、強いし判断力は凄いんだよ」
サッチ「え、マジ? …お前らの他に、逃げた奴は?」
サッチの質問に、クロードは首を横に振った。
クロード「軟禁状態で、私らも隠し通路で逃げるのがやっとでした」
フィン「……」
サッチ「…なるほどな。
ーーどうする、フィン」
フィン「ん?」
サッチ「お前の故郷かもしれない所がピンチなんだとよ、」
フィン「故郷……、」
クロード「え、いや;;
皆さんに迷惑は…」
エース「か、どうかはフィンが決める事だしな」
フィン「……」
ファイ「………」
フィン「…おれ、」
*
*
ー夜ー
夜になって、俺達は船に帰った後、親父たちにさっきの話をした。
白ひげ「グラララ、凄ェ話しだな」
ハルタ「フィン本当に王子かもしれないんだ」
サッチ「かもっつーか、ほぼそう何だと思う」
ラクヨウ「いや、でも髪と目が偶々って事もあるだろ?」
サッチ「………似てたんだよ、」
マルコ「誰に?」
サッチ「……」
あの後…俺たちが、洞穴を出た時、俺は思わずフィンとファイを間違えそうになった。
洞穴の中は、薄暗くてそんな事はなかったけど、改めて見ると本当に髪色や目だけでなく、ほとんどが似ていた……。
マルコ「…なるほどねい、」
イゾウ「んで、フィンはどうする気なんだ?」
サッチ「ん?ああ……、」