総隊長と家族

□57 アデル
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ー次の日ー


ハルタ「フィン、知らない人に付いてっちゃダメだよ」


フィン「うん、ついていかない」


ハルタ「お菓子あげるからって言われてもダメだからね」


フィン「ん、頑張って我慢する」


ハルタ「後、変な人がついて来たら、瞬殺するんだよ」


フィン「うん、バシュッてやる」


ハルタ「最後に、サッチと2人っきりになっちゃダメだよ」


サッチ「ちょっと待てい!」


フィン「ダメなの?」


サッチ「本気にしなくていいから。 つーか後半から変な事教えてんじゃねェよ!?」


ハルタ「何か間違ってたっけ?」


イゾウ「全然」


ラクヨウ「逆にこいつが怒ってる理由が分からねェ」


サッチ「こいつら酷ッ!!?」



昼前ぐらいの甲板。
今日もお出かけするフィンはハルタに注意事項を教わっていました。


今日のメンバーはエースとサッチ。

マルコは夜中の見張り当番で睡眠中。

ハルタは船番でお留守番という事に。




エース「なぁ、早く行こうぜ〜」


フィン「うん!」


イゾウ「今日はサッチが保護者だな、」


ハルタ「フィンに何かあったら全責任はサッチって事だね」


サッチ「プレッシャーかよ…、」


イゾウ「今の内に武器の手入れしとくか、」


ハルタ「あ、僕もやろ〜」


サッチ「お前ら何か俺に恨みあるの?!ねぇ」


フィン「サッチ早く〜!」


エース「置いて行くぞー」


サッチ「分かってるよ!」




サッチは急いで船を降りて、2人のもとに向かって行った。

海岸沿いに歩いた後、フィンたちは森の中を散策し始めた。
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