妖狐の焔

□34、残るは‥
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こちらはやや南西寄りの南方面。



ダダダダ‥!!




ピサロ「ニャー」


ラクヨウ「ニャーじゃねェ!!逃げんなゴラ!!!」


ピサロ「誰も逃げてねェよ。 距離図ってるだけだ」


ラクヨウ「逃げてるようにしか見えねェよ!!」





ここでは
ラクヨウVSアクロ・ピサロの戦い?が行われていた。


ピサロは鎖の武器を持っているラクヨウから距離を図っているのか、走ってばかり。

ラクヨウは走っている上に、先ほどの戦争で疲れもあり、どんどん呼吸が乱れて来ていた。




ピサロ「にっ、チャンスだニャー!」


ラクヨウ「!!」




バテるのを待っていたかのようにラクヨウに襲いがかったピサロ。

ラクヨウが気づいた時にはもう目の前でどうする事も出来ない状態であった。





ザシュッ‥!!




ラクヨウ「!」


ピサロ「ッ……!!」




ラクヨウが目を見開くとピサロは斬られていた。

何だ?と周りを見渡すと‥、





ハルタ「ラクヨウってもう年なんだね〜、意外に」


ラクヨウ「ハルタ!」




剣を持ってピサロに攻撃したのはハルタであった。




ラクヨウ「つかお前、敵倒したのか?」


ハルタ「だってさ…、





最初からバテてんだもん」


ドクQ「あぁあ…」



ハルタの相手、ドクQはハルタがやる前から倒れそうなくらいフラついていた。





ラクヨウ「…よし、楽にしてやれ」


ハルタ「陰険だぁ」




すると‥、



ピサロ「このチビ助…てめェよくも!」


ハルタ「まだ居たの?
次はその髭斬ろっか?」


ラクヨウ「お前もかなり陰険で毒舌だぞ」


ハルタ「マルコ程じゃないよ」


ドクQ「ぁあ……そこの方々…、起こしてくれんか‥?」


ラクヨウ「ち…、しゃあねェな。 ハルタ、こいつ頼んでいいか?」


ハルタ「僕疲れたから見学したい」


ラクヨウ「うるせっ、じゃあ時間稼げ」


ハルタ「はいはい分かったよ」




ラクヨウはドクQのもとへ、ハルタはピサロに立ち向かった。




ピサロ「選手交代かニャー?」


ハルタ「いい年したおっさんはその語尾やめた方がいいよ、変だから」




ハルタは満面の笑みでピサロに言ってあげていました。

どこかの効果音でブチ‥と聞こえたが気のせいと思いたい。
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