妖狐の焔

□31、対決
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マルコ「っ…ティーチ‥!!」


ラクヨウ「ち…、何でロールも向こう岸に居んだよ!?」


ハルタ「…ロール……!!」


ラクヨウ「……、俺らは見てる事しか出来ねェのかよ…?」


マルコ「船長命令だからねい……本来なら、とっとと逃げなきゃ行けねェんだよい」


ハルタ「でもロールは…!!」


ラクヨウ「……あのバカは言っても聞かねェから、向こうに居んだろうよ」


マルコ「………」


ハルタ「……、」









ビスタ「っ……、」


イゾウ「親父…っ、ロール……!!」


フォッサ「……」


イゾウ「あの2人だけで、大丈夫なのかよ…?!」


フォッサ「親父はもう限界をとうに超えている……ロールだけで、ティーチや海軍は…、」


ビスタ「っ……!!」









サッチ「………」


レイス「結局、てめェらは止められなかったと」


フィレス「…副船長を止められる人なんて……」


レイス「いないってか、」


サッチ「何か逆に、背中押しちまった…」


レイス「……そりゃまぁ、ロールと同じ想いだからだろう?」


サッチ「…そうかもな、」


フィレス「‥これから、どうしますか……?」


レイス「とりあえず、他の奴と合流だな‥。まだみんな居るだろうし」


サッチ「ああ……、」






……俺たちは、見てるだけでいいのか…?

船長命令だから、俺たちは逃げなきゃいけないし、何より親父の気持ちを踏みにじっちゃいけない…。



………でも…それよりも俺は…、
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