総隊長と家族

□55 上陸
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結局、街にはフィン、マルコ(皆の保護者として)、エース、サッチ、ハルタとなった。




ー街の入り口ー



フィン「わぁあ…!!」


ハルタ「凄いねぇ〜!」




ーーここは、アデレイト王国。

豊かな国で街も活気に満ちている国だ。
中心部には噴水広場で、その奥に進めば城がある。

街の入り口からでも十分城を伺える位だ。

街の周りには、森に囲まれている。が、一般人は何があるか分からないので立ち寄らない。



サッチ「……ところでフィン、」


フィン「ん?」


エース「どうしたんだ?そのサングラス」



フィンは似合う似合わないの中間くらいのサングラスをかけていた。

フィンがかけるようなサングラスではない。



フィン「へへ、フォッサに貸してもらった〜」


ハルタ「フォッサってサングラスなんて持ってたんだ…」


サッチ「まぁ、今日は日差しあるし、かけててもいいけどよ」




街の中を歩く5人。
色んなモノが売っていて興味が湧くモノばかりな品々だ。



景気も絶好調なアデレイト王国は、ゼウス・アデレイトという者が国を支えている……いわゆる王様って所だ。

その王様を支えているのが、セァラ・アデレイト…妃である。




サッチ「んで、その2人が何だってんだ?」


「最近体調が思わしくないみたいなんだよ」




サッチ達はこの国の事をある商人に聞いていた。



フィン「病気?」


「いや、その辺は分からねェよ。 でもまぁアデル様が帰って来てくれたから心配は薄くなったけどな」


ハルタ「アデル様って?」


「ゼウス様とセァラ様の子供でな、行方不明だったんだがアデル様をこの国まで送ってくれた人がいてよ、」


サッチ「へー。でも王子だし、見知らぬ奴なら脅しとかされんじゃねぇか?」


「まぁ、その辺は今日の会見で話すんじゃねぇか?」


フィン「どこで?」


「噴水広場さ。もうすぐやるから、兄ちゃん達も行ってみたらどうだ?」


サッチ「へーい、」



フィン達は話しを終了後、暇つぶしに噴水広場に行ってみた。
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