総隊長と家族
□54 始まり
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フィン「サッチィ!朝だよ〜」
サッチ「んん……もぅちょっとなぁ‥、」
フィン「だーめ〜!それさっきもさっきもさっきも言った〜!」
サッチ「・・・・んじゃこれでラスト‥」
フィン「だめー!」
サッチ「………じゃあフィンも一緒に寝ようぜ」
フィン「ゆ、誘惑には乗らねーもん!」
サッチ「(誘惑なんて誰に教わった……。 でも可愛いからいいや)」
全てがおっさん発言のサッチ。
ただ今サッチはフィンに起こされ中。なのに中々ベッドから出ようとしない。
何故ならフィンと話していたいから独り占めしたいか‥
ガチャ!!
ハルタ「フィンー!サッチ起きた?」
マルコ「‥まだみたいだねい」
マルコ&ハルタ登場。
マルコ「フィン、もうそいつほっといて良いよい」
ハルタ「永眠したいんだって」
サッチ「殺す気!!?」
フィン「サッチィ、ご飯食べに行かない?」
サッチ「行きます」ガバッ
これ以上寝てたら2人にフィンを連れて行かれると思い、サッチは起き上がった。
ハルタ「ち」
サッチ「お前朝から舌打ちすんなよ‥!?」
フィン「サッチ、もう昼だよ?」
サッチ「へ?」
時計を見ると、もうすぐ12時を回る頃であった。
ハルタ「寝過ぎなんだよ。何回フィンに迷惑かけてるのさ」
マルコ「フィン、一回で起きなかったら無視していいからよい」
フィン「でも…、」
サッチ「フィンは優しいなぁ‥。でも迷惑なら良いぞ、一回でも」
フィン「……ん、分かった」
サッチ「・・・・・・・」
最近ちょっと冷たいような‥?
いや、多分悪気は無いと思うんだ。
フィンは優しさの塊だし。
うん、きっとそうだ。