妖狐の焔
□14、想い
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ハルタ「……ん、んんっ、ふぁ〜あ」
朝、僕はあくびをしながら起き上がった。
……あれ?確かロールの膝で眠ったような‥、
運んでくれたのかな‥?
‥だとしたらお礼言わないとなぁ。
ハルタは身支度を整え、部屋を出た。
*
*
スタスタ‥、
ハルタ「?」
廊下を歩いていると、みんな何か騒がしい。
何かあったのかな?
ハルタは丁度通りがかった船員の一人に聞いてみた。
ハルタ「ねぇ、」
「は、はいっ!?」
ハルタ「あ、引き止めてごめんね。‥何かあったの?」
「えっ;あ……、すいません、急いでて;」
ハルタ「ん…、そっか、ごめんね」
「いえ‥っ;」
船員の一人はそそくさと僕の前から去った。
何か僕に隠してる?‥何かそんな感じがした。
しょうがない、親父の所に行ってみるか。
ハルタは白ひげの部屋に向かって行った。
*
*
ー白ひげの部屋ー
部屋に入ると、親父とラクヨウ、ビスタにフォッサがいた。
……何かみんな暗いな‥
ハルタ「どうしたの?」
ラクヨウ「…ハルタか、」
白ひげ「………」
ハルタ「?」
親父が珍しくお酒を呑んでいない‥。
何かあったみたいだけど……無理に聞かなきゃダメそうだな‥。
ハルタ「ねぇ、何かあったの?」
フォッサ「あ‥いや……、」
ハルタ「ちゃんと答えてよ!」
ビスタ「だからなハルタ、実は「ビスタ」!、ラクヨウ‥」
ラクヨウ「俺が話す‥。席外すぜ、親父」
白ひげ「ああ‥、」
ハルタ「?」
その後、僕はラクヨウに連れられて部屋を出た。