妖狐の焔
□12、怒り爆発
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ロール「んじゃ、よろしく頼むわ、」
「はい、わざわざありがとうございます」
‥ハルタを送り、12番隊の部屋を出たロール。
食堂に戻ろうと、廊下を歩いていると‥、
ロール「ん?」
曲がり角で、サッチとティーチが歩いているのが見えた。
何すんのかなぁ?と俺は2人について行ってみた。
*
*
ー食堂ー
ザァアアア‥、
ビスタ「やみそうにないな‥、」
フォッサ「今夜はずっとだろうな‥、」
ラクヨウ「あーあ、何か面白ぇ事ねェかなー、」
イゾウ「何だ、ロールやサッチがいねェからつまんねェのか?」
ラクヨウ「あぁ、いじれる野郎が今この場にいねェからな」
イゾウ「‥確かに、」
エース「Zzz……んぁ?」
マルコ「ふぅ‥、ちょっと親父の所に行ってくるよい」
フィレス「あ、はいっ」
マルコは食堂の出入り口へ‥。
イゾウ「あ?どこ行くんだマルコ、」
マルコ「親父の所だよい」
ラクヨウ「土産よろしくなぁー」
マルコ「‥」
スタスタ‥、
マルコは行ってしまった……。
ラクヨウ「反応なしかよ‥」
イゾウ「マルコに言うのが間違ってんだろ、」
ラクヨウ「くそ‥、何かしら反応すっかと思ったのに‥」
エース「モグモグ‥」
ザァアアア‥、
雨がどんどん強くなる一方‥。
船内は相変わらずの風景であった……。