妖狐の焔

□9、兄バカ
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ロール「よいーっと!」


ガンっ!!
ザシュッ‥!!



フィレス「‥」



ドゥン!!ドゥン!!



ただ今、海軍の軍艦を沈めようとしている2人。

背中合わせで戦い、2人は目の前の敵のみを倒していた。



ロール「っと、次の軍艦行くか」


フィレス「はい、………ってあれ?」


ロール「ん?」



空をふと見ると、青い鳥‥マルコが1人乗せて此方に来ていた。

マルコは真っ直ぐ2人のもとに降り立った。



ロール「!、エース」


エース「ロール大丈夫‥みたいだな」


ロール「あぁ‥。それはともかく、何で来たんだ?」


マルコ「親父からの命令により、2人はもう戻って来いだとよい」


ロール「へ?」


フィレス「え、じゃあ残りの軍艦は‥」


マルコ「エースがやるんだい」


ロール「は?」


マルコ「戻るよい、」


ロール「え?ちょっ、はっ?何!?」


マルコ「フィレス、先に乗れ」


フィレス「あ、はい」



フィレスは覚醒したマルコの上に乗った。

するとマルコは一旦飛んで行った‥。と思いきやUターンをし、ロールの肩に脚を引っ掛け、そのまま飛び去った……。



ロール「ちょっ、ちょっとー!!?エース1人かよ!!」


マルコ「他に誰がいるんだよい、」


ロール「やーだァア!!俺も残るゥウ!!!」


マルコ「暴れんじゃねェよい!」



蒼空で暴れんのは止めましょう。特にカナヅチの人は。



エース「……さてと、」



エースは3人を見送った後、能力を派手に放って軍艦を沈め始めていた。
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