妖狐の焔

□8、副船長
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カキカキ‥



ロール「イゾウ、これマルコに渡しに行ってくれっか?」


イゾウ「ん?あぁ、分かった」


ロール「えっとラクヨウ、頼まれたのこれでいいか?」


ラクヨウ「お、サンキュー」


フィレス「副船長、この書類これでいいですか?」


ロール「ん?………おう、いいぞ」


サッチ「ロール、飲み物いるか〜?」


ロール「いるー!」



エース「………、」


食堂でメシを食っていると、ロールが書類の山に囲まれながら仕事をしていた。

俺は途中で意識が無くなるから正確な時間は分からねェが、多分1時間は居ると思う。


ロールの周りは隊長たちでいっぱいで、みんなロールの手伝いをしていた。


‥副船長ってやっぱ大変なのかな……。



ロール「ふぅ‥、」


フィレス「お疲れ様です、少し休憩したらどうですか?」


ロール「ん‥じゃあちょっと、いつもの場所に居るわ」


フィレス「はい、」



‥と、ロールは飲み物を飲み干して食堂を出た。

俺はメシを平らげて、何となくロールを追いかけた。
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