妖狐の焔

□2、冥王
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ーーここはシャボンディパーク‥の真ん前。



ロール「何でだよー!?」


ハルタ「けちー!」



遊園地の前に居る2人。だが入れてもらえなく、ぶーぶーと文句を言っていた。

その理由は簡単。
先ほどロールが天竜人を怒らし、大将が来るため皆避難をし始めているからだ。



ロール「何だよ天竜人ってー!」


ハルタ「遊園地〜!」


ロール「つーか天竜人って誰だよ?」


ハルタ「分かんない、」



この諸島での知識が全くと言っていい程無い、2人であった。

そんな2人の前に‥、



?「やれやれ、今日は休みか‥、」


ロール「?」


ハルタ「おじいさんも遊園地?」


?「ん?まぁ気晴らしにな」


ロール「……(こいつ、いつの間に‥)」



気配なんてなかったぞ‥とロールは目の前にいる老人をまじまじと見ていた。



?「そんな年寄りをジロジロ見るもんじゃないぞ‥モンキー・D・ロール」


ロール「ん?あ、悪ィ…って、え?」


ハルタ「おじいさん、何でロールの名前知ってんの?」


?「わはははっ、知らん方がおかしいだろ」


ロール「…あんた何者だ?」


?「教えるのは良いが場所をひとまず変えないか?」


ロール「‥まァいいが、」


?「私はレイリー。ついて来なさい、」



そう言ってレイリーはスタスタと歩き始めていた



ハルタ「どうするの、ロール?」


ロール「んー‥、遊園地もやってねェし、とりあえずついて行くか」


ハルタ「大丈夫なの?」


ロール「まぁ悪ィ奴には見えねェしな、行こうぜ」


ハルタ「‥うん、」



2人はレイリーについて行き、13番GRへと行き着きました。
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