妖狐の灯
□25、宴
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わいわい
ガヤガヤ‥、
ーーとある無人島‥。
ここで2団の海賊が、ただいま敵である事を一旦忘れ、一緒に宴をしているという海軍が青ざめる光景があった……。
最初は敵対もあって、そんな事は言語道断であったが、先ほどの出来事により、今ではどんちゃん騒ぎであった。
少し時を遡ると、それが伺えられる……、
(サッチ:ロール君、ロール君、キミ今なんて言った?)
(ロール:ん?みんなで宴しよって言った、)
(ラクヨウ:‥寝言は寝て言え、)
(ロール:いや俺寝てねェし。良いじゃん楽しければ、みんなでやりゃ楽しいぞ?)
(マルコ:その根拠がどこにあるんだよい、)
(ロール:………フィレス、こんきょって何だ?)
(フィレス:え‥;)
(((ああ…もう、いいや‥)))
(ロール:?)
(シャンクス:だっはは!)
(ロール:シャンクス何が可笑しいんだよー?)
(シャンクス:ははっ、お前のそういうトコだよ)
(ロール:いやどこだよ、)
(シャンクス:ははっ!おいお前ら!!メシと酒追加だっ!!)
(ヤソップ:マジでやる気かよ、お頭)
(シャンクス:いいじゃねェのたまには、なぁ白ひげ?)
(白ひげ:ったく‥、良い酒あるんだろうな?)
(シャンクス:おいおい全部負担ってのは勘弁してくれよ、)
(ロール:うっしゃ〜!宴だァア!!)
((((いいのか、こんなんで……、))))
数時間に及び、2つの海賊団は留まる事を知らない程に騒いでいた。
そんな中でロールはというと……、
ベン「ーーそのペンダントまだ持ってたんだな、」
ロール「ししっ、俺の宝だもん」
ベン「!…そうか、」
ロール「にっ、……そういやシャンクスは?」
ベン「白ひげと呑むとかって言って行っちまったよ」
ロール「ん?親父と…?」