妖狐の灯
□20、ある島で
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ロール「お!サッチサッチ!!島が見えた!!」
サッチ「あ、ああ」
船首でロールとサッチが海を見ていると、1つの島が見えた。
記録指針もあそこを差しているので、そこに上陸するようだ。
ロール「よーし、上陸するZ「待てよい」ぅぐ」
上陸しようと走りだそうとしたロール。
だがマルコに服を引っ張られ、止められてしまった。
ロール「何だよ〜?」
マルコ「てめェは1人で行くなよい、」
ロール「へ?」
ラクヨウ「確かにな、前みたいに何があるか分からねェしよ」
ロール「ぅ…、」
マルコ「俺たち3人は行けねェから、他の隊長に「って、え?ちょっと待て」あ?」
サッチ「マルコはともかく…、」
ラクヨウ「何で‥俺らまで?」
マルコ「あ?やることやってあったら上陸してもいいよい、」
ラクヨウ「やること…?」
サッチ「………、」
『……あ゙‥、』
マルコの言ったやることというモノを思い出した2人はその後、焦りながら船内へと走って行きました。
ロール「なんだ?」
マルコ「あのバカもロールを見習って欲しいねい‥」
ロール「へ?」
サッチ「あーくそっ、忘れてたァア!!」
ラクヨウ「奇遇だな、俺もだっ!!」
サッチ「何でいつもいつも忘れちまうんだ俺ら、」
ラクヨウ「嫌いだからだろ…これが、」
サッチ「誰か代わってくれねぇかな……書類仕事‥、」