妖狐の灯

□9、上陸
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ロール「うっは〜!」



今日、白ひげ海賊団は島へと上陸した。
ロールにとったら初めての上陸。その所為なのか、いつも以上にテンションが高いロール。



サッチ「おいロール!1人で行くな!」


ロール「うひゃ〜うひゃ〜!」


ラクヨウ「聞いちゃいねェな、」


ビスタ「元気でいいではないか、」


サッチ「いやまァそうだけどよ、」


イゾウ「元気過ぎてもう姿見えてねェぞ、」




先に船を降りたロール。海岸で はしゃいでいたあの姿は今見ると誰もいなかった……。



サッチ「!!!、ロールゥウウ!!?」



ダダダダーー、



ラクヨウ「俺も行こうーっと、」




サッチとラクヨウは街へ向かって行っただろうロールを探しに島へ上陸。



レイス「マルコはいいのか?」


マルコ「何で俺まで行くんだよい‥、」


白ひげ「グラララ、あいつらだけじゃ心配だからだ、」


マルコ「……ハァ‥、」




親父が言うなら、と言って頭を掻きながらマルコも3人を追いかけて行った。



レイス「なんだかんだで行くんだな、」


イゾウ「案外心配してたんじゃねェか?」


白ひげ「おめェらは島に上陸しねェのか?」


レイス「今日俺は船番だからな、」


フォッサ「俺は今回はいい、」


ビスタ「俺は後でイゾウと行くつもりだ、」


白ひげ「グラララ、そうか」




笑いながら、島を見つめる皆…。

空は快晴。街は穏やかに活気に満ちていて上陸日和というモノだ。







だがその街に、まさかあいつがいた事など、誰が予想しただろうかーー。
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