めいん

□高い高い
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「・・・うっぷ」



酔った、完全に酔った。

それもこれも全部全部全部全部・・・全部!!うちのバカ船長のせいだ。



わたしはただ単におとなしく、そりゃもうおとなしく、一言も発することもなく「夢小説」をみていただけなのに。




「いくぞ***ー!!!ゴムゴムのー・・・高い高ーい!!」




とか言ってブッ飛んできたかと思うと私の両脇をつかんで、空高く・・・サニーよりも、もっともっともっと空高く上げられて、ぐるぐるぐるぐる 振り回された。





「ししし、楽しかったか?」


「はあ!?楽しいわけないでしょ!何?なんなの急に、何のサプライズ?私は赤子か!!」



どんだけ楽しそうな顔してんだ、そんな顔されたら怒ろうにも怒れないじゃん。
その前に女の子の脇つかむ時点でどうかと思う、そこ重要。




「前に島よったときに、母ちゃんが子供にされてたんだ!」


「母ちゃんが子供にやってたのね。・・・で、なんでそれを私にするわけ?」



「***なら喜びそうだなーと思って!あれだよあれ、母性本能?」



「あんた男でしょ!」



のちの取り調べで、ウソップが「***にしてこい!」とルフィを操っていたことが分かった。












なんであのルフィが、母性本能なんて言葉しってんの。

さすが意外性No.1





2011.4.24
 

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