めいん

□髪の毛
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「ねーナミー」


「んー?なに?」


「私髪染めたいんだけど、何色がいいかなぁ?」


「髪染めるの!?……***黒髪似合ってるじゃない」


「いや、そーなんだけどー…うちの船員って頭なにかとカラフルじゃん?でも私、ウソップと被ってるからさぁ」


「あら、ルフィもロビンも被ってるじゃない」


「ウソップと!被るのが嫌なの」


「おい***聞こえてんぞ」



ごめんウソップ、思ってないけど。



「ちょっとみんなの意見聞いてくる!」




ターゲットその@
inトレーニングルーム



「お、ゾロ!」


「…ぁあ゙?」


「ちょちょちょゾロさん、1回そのばかでかいダンベルを置いて。そして私の話を聞いて」



不機嫌そうにドガンッ!と勢いよくダンベルを置いてくれた。

ぅおっ!危ないな!



「あのさ!……私髪の毛染めたいだけど何色がとびきりわたしの魅力を引き立てると思う?」


「あ?・・・しるかよんなこと。何色でも変わんねーだろ」


「そんなことない!わたしにはまだまだまだ見ぬ可能性があるの!」


「わかりにきーよ!・・・んなどうでもいい質問のためにトレーニングの邪魔すんな」


「どどどうでもいい!?私の未来がかかった大事な質問だよ!?とにかく何色がいいか早く答えやがれバカ」


「そんな邪魔くせェ髪 剃っちまえばいいじゃねェかバカ」


「剃っ!?………ゾロに聞いた私がバカでしたバカ」




→話しになりませんでした。






ターゲットそのA
inキッチン



「コックさーん!」


「んはぁ!***ちゅわん!!俺に何かご用かい?」



「あ、あのねサンジく…」


「っは!これはもしや告白……告白フラグなのか!?」



「いや、あのさサン…」


「いやでもみんなのアイドル***ちゅわんがこの俺に告白?……まさかドッキリか?・・・いやいや、あの心の優しい***ちゅわんがそんなゲスイこと出来るはずがない」



「ちょ、とりあえず私の話き…」


「っ!……つーことはあのむさいクソヤローどもに脅されてやってるっつーことか……許さねェ…」



「ぅえ゙!?ちょ、違っ」


「許さねーあんのクソマリモォォォオ!!3枚におろすぞゴルァァァァア゙!!!」


「…………」



サンジくんはゾロのもとに走って行ってしまいました。





→ 話を聞いてもらえませんでした。







ターゲットそのB
in甲板



「ルッフィー!!!起きてくれー!私のために起きてくれー!!」


「んぁあ゙!!うっせーなお前!」



甲板で大の字になって昼寝をしていたルフィ。耳元で大声出して起こしてやったらあからさまにイヤな顔された。・・・ゴメン。




「あのね、私髪の毛染めたいんだけど何色が似合うと思う?」


「・・・***髪染めるのか?」


「染めたいなーと思いまして」


「***は黒が似合ってるぞ!」


「うん、知ってる。でも私は髪の毛染めて大人の仲間入りしたいの!」


「フーン・・・でもだめだ!***は髪の毛染めちゃいけねェ!!」


「はい!?何急に…。ルフィに何言われてもわたしは染めるよ!私の髪の未来は私が決めるよ!」


「ダメだ!船長命令だ!!」


「何それ、意味わかんないくらい理不尽!!船長命令、それはダメでしょ!」


「ダメっつったらダメだあ!!」


「え、なんで?髪型くらい私の勝手にしますー」


「俺の勝手にはなんねェのか!?」


「なんないよ!」


「俺は今の***が好きだ!!」


「……っは、」


「だから髪の毛染めんなバカ!」


そういってルフィはどこかへ走って行ってしまった。



「…………」



バカは余計だバカ。








染めるのやーめた。


→ ・・・・・・ときめきました。













力尽きた。

わたしも髪、染めたいです。




2011.4.10
 

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