めいん
□変態
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私はゾロが大好きだ。
仲間として?男として?そんなものどーだっていい!とにかく大大大大大好きなのだ!!
「ゾロ―――!!!」
がばっ
「うおっ!」
朝の日課。 朝一番にゾロに抱きつくべし。
「てめェ、何しやがんだ!毎朝毎朝危ねェだろうが!!」
もぅ何が好きかって?整った眉毛に鋭い目、キレイな鼻に大きな口、短髪にもみあげ3連ピアス。すべてが私の心を掴んで離さない。
極めつけはこのカラダ!!!筋肉バッキバキに胸筋がステキ!彫刻もんだよもぅ……あぁやばい、鼻血出そう。
「いい加減に離せっ……て、お前鼻血出てんぞ!」
「うぇっ!?……ぎゃぁあ!まさか本当に出るなんてェ!!」
「っておい!俺の服で拭くな!!」
「ゾロさんゾロさん、私の鼻血までも受け止めてくれるんですね!」
「受け止めてねェよ!!つか何にも受け止めてねェよ!」
ゾロさんは私を振りほどいて船内へ走って行ってしまった。
もぅ!シャイなんだから!
ちょんちょん
「ん?」
「よォ。あんたこの船の船員だろ?ルフィいるか?」
「………」
「………ん?」
「…ぶふぉおっ!」
肩を叩かれて振り向くとそこには半裸の男。
変態か、キャラ被ってるよコノヤローと思ったのもつかの間
男の体つきにノックアウト。正面にいた男は***の鼻血をまともに受けてしまった。
「っえ゙!あんた、大丈夫か!!?」
騒ぎを聞き付けて船内からぞくぞくとクルーが出てくる。
「あ!エースー!!……なんで血だらけなんだ?!」
「いや、この子が急に鼻から血ィふいて…」
「鼻から!?」
「大丈夫なのか!?」
「あぁ、ただの変態だ。」
*
最後に言ったのはゾロです。エースちょい登場。
ゾロって仲良くなったら絶対大好きになるわ。
2011.4.7