めいん
□交換ノート
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「ロロノアくんロロノアくん!」
「あ?」
刀の手入れをしていたら慌ただしくはしってきた***。
するとジャーンっと効果音をつけながらノートを取り出した。なんだそのドヤ顔は。
「交換ノートでーっっっす!!」
「…………」
「………ぇえ、無視!?こんなわかりやすくアピールしてるのに無視ですかこのヤロー!」
「用件はなんだ」
「フッフッフッ…よくぞ聞いてくれたぢゃあないかロロノアくん!私と共に交換ノートをしよう!!」
「……は?」
いきなりなにを言い出すかと思えば交換ノート?っは、同じ船の中にいるのにノート回す必要ないだろ。つかなんで俺なんだよ。こんだけいるクルーの中でなぜ俺をチョイスしたんだこいつは。
「ねーゾロー!おーねーがーいー!!!」
「いやだ、他を当たれ。」
「なんでー!そんなに私に私生活を除かれたくないの!?」
「そんなわけねェだろアホ。」
***は言い出したら聞かねェ。ルフィと一緒だ。
別にやってやってもいいが・・・正直めんどくさい。
筋トレやらなんやらなんやらで俺は忙しいんだよ。
「だからムリだって言ってんだろ。」
「ゾーローーー!!!なんでなんでなんでー!
理由を三文字いないに述べよ!」
「いやだ」
「うっわー…即答ですか。しかも理由になってないし。ねェ、お願いだから!一言でもいいからぁぁあ!!!!」
何度ムリって言っても諦めない***。しつこいと思いつつ正直嬉しい。
「・・・なんで俺なんだよ。」
「ゾロが一番暇そうだったから。」
前言撤回。
*
ゾロは優しいからきっとしてくれる…よね。
2011.4.6