めいん

□邪魔
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ぽかぽかぽかぽか陽射しがあたたかいお昼頃のこと。


「……うっ……」

「………」

「…ぅゔ……ぅ…っ…」


「…………」


「…………ぬっ」


「…………」


「………ッチ」


バシっ!


「いったぁぁぁぁあい!ゾロが殴ったああ!DVだ、DVDだ!!」

「ッテメェがわざとらしい寝たふりかましてるからだろォが!」



いつも通り階段の横で昼寝をしていたゾロ。
いつもいつも邪魔なんだよコノヤローと考えた***は色気でゾロくんを起こしてみようというバカな作戦を思い付いた。


つかDVDってなんだよ。


「あれのどこが色気だ!どう考えても獣のうめき声みたいだろ!」

「ひどっ!」


失礼なこといいやがるこのマリモ。もうお前なんかマリモでもみどりでもなんでもないただのマリモッコリだよチクショー。あのいかにも不謹慎なこと考えてそうな目がそっくりだ!



「てかゾロ起きてたんだね」

「てめェのいびきがうるさくて目ェ覚めちまったんだよ」

「っな、失礼だな!わたしはいびきなんてかいてないよ!」

「フンッ、どーだかな」

「か、かいてないもん!!」

「わーったわーった、それでいいって」

「ちょ、やめてよその私がうるさいから話し合わせとくか的なノリ」

「本心だって言ってんだろー」

「うそつけェエ!!君あれだよ?自分が思ってる以上に態度に出ちゃってるからね!?」


どれだけ言っても認めようとしないゾロ。

チクショー、起きてたからいびきかいてないつもりだったけどかいたような気がしてきたじゃねェか。恐るべしGReeeeNマジック。だがしかしこのまんまと乗せられてたまるか!



メ〜ロリ〜ンメ〜ロリ〜ン

……ん?何?耳鳴り?


「***っっっちゅわわわわーんッ!サンジの特性***ちゃんの為に作りましたスペシャルらぶらぶドリンクができたよぉ!」

「うるせーやつだな」

「ぁあ゙ん?」


まったくこの2人は顔を合わせるたびにケンカケンカケンカケンカけンかけん書けん、ん?…こっちの迷惑も考えて欲しい。まぁ、今サンジくんがきてくれたのは味方ができたということでありがたいことだけどね!


「ねぇねぇサンジくん!」

「…っはぃ***お嬢様。どんなことでもなんなりとお申し付けください!!」

「ドMだな」

「ぁぁあ゙?!」

「あのね、サンジくん。ゾロが私がいびきかいたとか言うの!どう思う?」

「はぁあ!?…てめェクソマリモ、***ちゃんがいびきなんかかくわけねェだろッ!!」

「そうそうサンジくん、言ってやって!」

「女の子の体はクソも屁も出ねぇようにできてんだよバーカ!なのにいびきなんかかくわけねェだろ!」


「何言ってんだ、***だってクソも屁もゲップもいびきもするに決まってんだろ」

「しねぇっての!」

「やめてっ!私のために争わないでぇ!!」

「争ってねぇよッ!!」

「おいクソマリモ、気安く***ちゃんに話しかけてんじゃねぇよしばくぞ!」

「そーだそーだ」

「………ブッタ切る」







サンジくんがクソがでてくるとしてもピンクの卵で出てくんだよ!とか言ってね、ベタベタ万歳




2011.4.4

 

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