Little By Little.
□写真を撮るということ。
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写真を撮るのが好きと聞くと、プリクラをイメージする人が多いと思う。
しかし、私はプリクラではなく、デジカメで風景を撮るのが好きなのだ。
デジカメにはまったのは、中Bの終わり。
その頃好きだったモデルさんが、雑誌で独自のコーナーを設けて、毎月自分で撮影した写真を掲載していた。
そのページを見て、自分も何かを撮影したいと思い、すぐさまデジカメを買った。
自腹でB万程度のもので、ちょっと痛い出費だった。
始めはおもちゃ感覚で、とにかく好きなものを撮りまくった。
家族。
空の瓶。
変化していく空。
色づく草花。
真っ白な雪。
美しい渓谷。
いろいろなものを撮影している間に、私は写真の魅力にとりつかれていった。
その一瞬、一瞬の美しさをフレームの中に納めていく。
こんなに素敵な記憶はないと思った。
もちろん、心の中に思い出を焼き付けることも大切。
でも写真は、それをさらに視覚化できる。
なんとなくでもいい。
なんとなくが素敵なときもあるから。
いいものを撮ろうなんて力んでも、いいものは決して撮れない。
感覚とセンスが問われて、実際自分が満足できたり、気に入るものはごくわずか。
そんな貴重な一枚に出会えたときの感動は、言葉では言い難い。
是非、皆さんも自分で写真を撮影してみてください。
素晴らしい一枚に出会えるかもしれませんよ。