南国パプワ夢
□幼なじみ
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私はシンちゃんの幼なじみで昔からずっと仲良かった。
シンタローの従兄弟のグンちゃんと3人で遊んだりして本当に楽しかったあの頃…
でも大人になるとどんどん変わってまるで私だけが取り残されたように感じる。
誰だって大人になって変わっていくけれど、私もきっと変わったんだろう
でも「好きだ」って気持ちは昔から変わらなかった。
シンタローが好きな気持ちは。
-幼なじみ-
「ったく、何で来たんだよ?はるばるこんな島にまで」
「だ、だって…何も言わないで行っちゃうから…心配したんだよ…!!」
「心配のレベルで来れる距離じゃねーだろ、…まさか親父に頼まれたんじゃねーよな?」
「ち、違うよ…!!」
(シンちゃんが本当に心配だっただけだよ…)
「まぁまぁ!二人共喧嘩は良くないよ〜!久しぶりに3人集まったんだし昔みたいに仲良くしようよ」
とグンマは二人の仲を取り持った。
「…ったく勝手にしろ…」
そう言ってシンタローは行ってしまった。
「名無しさんちゃん気にしちゃダメだよ?シンちゃんああ見えて名無しさんちゃんが追い掛けてきた事に自分が悪いって責任感じちゃってるんだよ〜」
こういう時必ずグンちゃんがフォローしてくれる。
グンちゃんは昔から優しくて変わらない。
「ありがとうグンちゃん!分かってる、気にしてないよ」