南国パプワ夢

□グンちゃん日記
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「…あ、あそこになってるイチゴすごく美味しいんだよ!一緒に食べよう」



「わぁ…!食べよう食べよう!僕が頑張って取ってあげるよ!!」


グンマは手に持っていた日記を置いて名無しさんとイチゴを積んだ。





「ふぅ沢山摘んだねっ!
せっかくだしみんなにも分けてあげよう!!」



「えっ…そ、そうだね!

(名無しさんちゃんそのイチゴ誰にあげるんだろう…)」




「今日はそろそろ帰ろうか!!
じゃ私こっちだから!!
ありがとうねグンちゃん//」



「うん! 僕こそありがとう//
またね、名無しさんちゃん!!」



名無しさんとグンマはいつもの別れ道で別れた。




(…名無しさんちゃんさっきのイチゴ誰にあげるのかな?やっぱり好きな人にあげるんだろうなぁ…)





その頃名無しさんは…

(パプワくんとチャッピーイチゴ好きだったよね!持ってってあげよう!!
それにしても、グンちゃんあんなに沢山イチゴ摘んで誰かにあげるんだろうなぁ…)




名無しさんが来た道をたどり、帰ると先ほどのイチゴ畑の方にシンタローの姿が見えた。




(あ!シンタローさんだ!このイチゴ渡してパプワくん達に渡して貰おう!!)


シンタローに話かけようとしたら、
グンちゃんの落とし物の日記の話をしているようで、一瞬声を掛けるのをためらってしまった。






「あれ?こんなとこにグンマの奴の日記が落ちてるぜ」

「どーせボクらの悪口しか書いてないだっちゃわいや!」

「んだべ、しばらくこれは預かるべ!」

「シンタローはーん//わてらも交換日記しましょうや」

「だ、抱きつくな!
アラシヤマ!オメェーとなんてやるわけねーだろっ!」





4人はさっき私達が居たイチゴ畑でグンマの日記を拾っていたのだ。
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