南国パプワ夢

□Happy rain
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「ははっ!全然っ軽いじゃねぇべか!そんなん気にすんじゃねぇべ」



時折り見せる優しい子供みたいなミヤギの笑顔に私はいつの間にか惹かれていってしまってた。

ミヤギの背中はあったかくて広くて髪がサラッサラだった…

「ありがとうね…ミヤギ私が転んじゃったばっかりに」

「気にすんじゃねぇべ!
それともこんまま引き返した方がいいだべか?
トットリんとこ戻ったら手当てして貰って、
今度はオラ一人で行って…


「ううん…!このまま、……このまま居たいんだ……引き返えさないで、…お願いミヤギ…」




「……わ、分かったべ。

と、ととところで……名無しさん!!えーと…えーと…その………」

「ん?なぁに?」





「…………///


む、む、む、むね…がっ…当たってるべ……!! こ、こ、こげなつもりはねぇんだけども…す、すすまねぇべ…!//」

何がすまないのかミヤギは恥ずかしいそうに謝っている。

「わぁ…//!ご、ごめん…!!」

大きな木の下に着いた二人、ミヤギは名無しさんを木の下にそっと下ろした。






「…あ…その…悪ぃな…名無しさん」
「え?さっきのはミヤギが悪いんじゃないよ!!私が…」

「そうじゃねぇべ……
本当は……食料調達、トットリと二人で来たかったべ?」

「え…どうして?」

「その……名無しさんは……

トットリが好きなんだべ?オラには分かるべ…」


ミヤギは私がトットリを好きだと思いこんでるようだ。

何故、どうして
そうなったんだろう…!






違うよ、


ミヤギ…







私が本当に好きなのは…








ミヤギなのに…


……………
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