南国パプワ夢
□Happy rain
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私の名前は名無しさん
ひょんな事からパプワ島に迷いこんで、そんな時に最初に助けてくれたのがミヤギとトットリの二人だった。
二人はすごい友情で結ばれていて何でもベストフレンドらしい!!
息はピッタリなんだけど、何だか外れてると言うか天然というか…漫才を見てる感じで見てる私としては楽しいんだよね…///
私は初めて出会った頃からかミヤギに片思い中で…
多分ミヤギは絶対私の気持ちに気付いてないと思う…
う…あ〜!!
そんな中3人でジャンケンをしたら今日は私とミヤギが食料を調達する当番になった。
「やったぁ〜! 勝っただわいや! んじゃ名無しさんちゃん、ミヤギくん食料調達頼むっちゃよ!!」
「くっそぉ〜!
久しぶりに負けたべ!!ホラ、名無しさん行くべ」
「あっ…うん!じゃトットリ待っててね!!
なるべく早く戻ってくるから」
こうしてミヤギと久しぶりに二人っきりになったけど…
何だかドキドキしてきちゃって…
ふぅ深呼吸深呼吸…!!!
「んだけど、天気悪いだべな…早く行って早く戻ってくるべ」
「そうだね!トットリがお腹空かせて待ってるしね!!」
「さすがに毎日スイカは飽きたべなぁ〜名無しさんも飽きたべ?今日こそ旨いもん取ってくるべな」
「う〜ん、スイカ好きなんだけどね;今日は美味しい物取れるように頑張ろ〜//」
「あっ…とうとう降ってきたべ!!名無しさん、あの大きな木の下まで走るべ!
せーの!」
「えっ?ちょ、ま、待ってミヤギ…!!………
うわ!、いきなりどしゃぶり………きゃっ!
(ドテッ)」
降られた雨に急いで走ろうとしたが名無しさんはつまづいて地面に転んでしまった。
「名無しさん…っ!大丈夫だべか…!!」
転んだ名無しさんに気付いたミヤギはすぐさま名無しさんに掛け寄った。
「へへ、ごめん…! 転んじゃった//
…うっ…痛っ…!!」
「足首ひねったんべな…本当に名無しさんはおっちょこちょいだべな……ホラ…」
ミヤギはしゃがんでおぶってくれるようだ。
「///い、いいよ…!!//
歩けるよ!!そ、それに私重いから…」
「いいんだべ…!
オラがそうしたいんだべ!!気にすんな」
「う……あ、ありがとう…//私本当に重いからねっ!!」
生き字引の筆を背中から外すとそれを手に持ち、名無しさんを軽々とおぶった。