17号夢短編

□続・晴れの日の過ごし方・NO18 (心のカケラ〜後編)
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「……まさか…18号に会えるとは思ってなかったから…

正直ビックリした…。



ずっとずっと探していたんだ本当は……

でももうずっと手掛かりがなくて探すのはもう難しいと思ってたんだ…」



今度は私の手の上に手を重ねてギュッ握ってきた。

その暖かさと握る力が今まで17号がどんな思いでお姉さんを探し続けていたか、

伝わるようだった。




だから私も力強く握り返し黙って17号の話を聞いた。



「あいつは女だし、一人で生きていくには大変だろうし、意地っ張りなとこがあるから人に馴染むのは難しいと思ってたんだ…

本当は寂しがりやのくせに…

でも、それも俺の考えすぎだったんだな」



そういいながら、私から笑みにも似た少し寂しいような顔で私から目線を外した。
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