17号夢短編

□好きなトコ
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「なぁ名無しさん」

「何?」

今日は私の家に17号が遊びに来た。
デートの後は必ず私の家でマッタリお話して帰るのがお約束。



「お前俺のドコが好きになったんだ?」



唐突すぎる質問私は少しドキッとした。



「な、なんで?」

「ただ、聞きたかったから」


今までそんな事聞いて来た事なんてなかったのに・・・




「じ、じゃあ17号は私のドコが好きになったの?」


「聞きたいのか?」


「聞きたいよ〜!!」





「・・・・・・・・今すぐ言える訳無いだろ?」


ちょっと照れた17号がすごく可愛い(笑)





「私は言えるよ///でもドコが好きとは言えないな・・・」


「なんで?」





「17号の全部が大好きだから」





そう言ったら17号が私の肩に寄りかかって来て、手を絡ませてきた。



「・・・・・////よくそんな恥ずかしい事言えるな」

「ご、ごめん!!でも本当なんだもん」




でも今更だけど自分が恥ずかしい事言った事に気付く;;



「あああっ///もうこの話はおしまい!!ねぇゲームしようよ//」


立ち上がろうとした時17号に手を掴まれた。




「??」



「まだ話終わってない」


「えっ?」




「・・・・・・・・ありがとう、俺も・・・・お前の・・・・・・名無しさんの全部好きだ」


「う、うん///あ、ありがとう」






「・・・・・名無しさんの感じてる姿が・・・」ボソリ




「・・・・ちゃんと聞こえたよ!! バカ!!///」








お前と出会えて俺は変わった、生きる道が切り開けた。どんなに名無しさんと出会えて感謝してるか・・・

なんてこんな事言える訳ない・・・





「好きだよ」







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