南国パプワ夢
□グンちゃん日記
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そしてその頃のグンマ…
(……あれっ?
僕の日記がないっ! !
どこかに落としちゃったのかな!!
大変だ…っ!!
あれを誰かに見られたりしたら…急いで戻らなくちゃ!!)
グンマが急いでイチゴ畑に戻ると名無しさんの姿が見えた。
「名無しさんちゃん…!!ってあれ?」
だが名無しさんの視線の先にはシンタロー達が居た。
名無しさんは木の後ろに隠れているようだった。
(あ・・・あれは僕の日記・・・ま、さか・・・)
グンマの予感は数秒後的中するのだった。
そのシンタロー達4人の前に突如イトウくんが現れた。
「あんらぁどれどれ、私がその日記読んであげるわん!……
7月18日…果物を笑顔でくれた名無しさんちゃん…
その時手が触れて恥ずかしくてボクは照れて走っていってしまった…
本当は名無しさんちゃんが好きなのに好きって言えない…
…あらら//
悪口じゃなくて恋愛日記じゃないの…//あのヒト、可愛いとこあるじゃない(はーと)」
イトウくんに日記を読まれグンマの淡い恋心は名無しさんを含めここに居るみんなに大声で暴露されてしまったのだった。