17号夢短編

□続・晴れの日の過ごし方・NO18 (心のカケラ〜前編)
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「お前の好きなやつ買ってやる」

とアクセサリー屋に着くなり17号は名無しさんに言った。



「えっ?17号が買うんじゃないの?」

「お前にあげたかったから来たんだ、ほら好きなの選べよ」


と何だか照れくさそうな17号と言われた名無しさん。



「何だか悪いよ…;;本当にいいの?ありがとう!!」

さっきからかった事が少し申し訳ない気がした。



色々なアクセサリーがあったけれど、名無しさんはシルバーの指輪を選んだ。




「わぁ〜綺麗!!17号本当にありがとうっ//」

手につけた指輪を眺め目をキラキラ輝かせながらほんのり頬を赤く染めた名無しさんの顔はとても嬉しそう。



「気にするな、前からあげたかったからな。

……今はそれで我慢してくれ、ちゃんとしたのは次に…な。」






えっ、ちゃんとしたのって、
まさかまさか……






婚約指輪??




「嬉しいっ…!17号大好きっ//」


嬉しくってお店の前で17号に抱きついてしまった。





そんな私達に急に声を掛けてきた女性がいた。
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