ガンダムOO

□ソレスタルバレンタイン!
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プシュ、と扉が開く。
ロックオンが食堂に入るとマイスターの3人がいた。
珍しい事もあるもんだ。と思いながら声をかける。

「よぉ、何してんだー?」
するとティエリアが
「はっ、!ロックオン!ちょうどいいところに!!」
そう言うと、ハロの形(立体)をしたチョコをロックオンの口に突っ込んだ。
「むぐ!?」
そして次に、刹那が無言でエクシアやクアンタの頭の形(立体)をしたチョコを無理矢理突っ込む。
「んぐ?!んはいんはい!」
痛い痛い!と恐らく叫ぶロックオンに追い討ちをかけるようにアレルヤがガタッと立ち上がる。
「ちょっと、皆ずるいよ!僕のも!」
アレルヤはマルチーズの形(立体)をしたチョコを突っ込んだ。
「ぶは…!」
「オラぁ!終わったと思うなよ!」
急にアレルヤからハレルヤに変わり、よくわからない形をしたチョコを突っ込こまれた。
「あべしっ!!」
口が切れるんじゃないかという勢いでチョコを突っ込まれたロックオン。

「「「「どうだ(ですか)味は」」」」
ズイッと4人(?)に聞かれる。
ロックオンは必死でチョコを飲み込んだ。
「ちょ、なんだよお前ら!」
そんなロックオンを無視してティエリア達は矢継ぎ早に言う。
「誰のが美味しかったですか?僕のはビターチョコを使っていて…」
「程よく甘くて俺のが上手いだろう。しかもエクシアとクアンタが…」
「僕のが美味しいよ!マルチーズ可愛いし!それに…」
「俺のに決まってんだろ!超兵舐めんなよ あぁ?」

「待てってお前ら!何をそんなに…。」
近くにあった水を飲みながらロックオンは問う。

「え、理由なんかありませんよ。あ、日頃のお礼です。では」
「作れ、とスメラギから言われたからだ。」
「便乗しました!じゃ。」
「ハッ!テメーを困らせようと思ったんだよ!」
皆、テキトーに答え、部屋を出ていった。

「え、ひどくねぇ…?…お兄さん、泣いちゃうぞ!いいのか!」
「アイジョウ!アイジョウ!」
取り残されたロックオンにハロがフォローを入れたのだった…。

Happy Valentine!



おまけ
「勿論、お返しは3倍ですよね。ロックオン?」
「えっ」
「ガンダムで頼む」
「ガッ…、なんだよそれ!;」
「マルチーズ欲しいなぁ、ロックオン」
「飼えねぇだろ!」
「俺様の言うことを聞いてもらおうじゃねぇか!」
「押し付けといて上から目線!?」

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