もぐもぐ

□きっと気付かないね
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※空気的にもR18















「室長、侵入者が」


淡島世理に言われ、モニターを見ると
一人の少年が赤の王が居る牢屋に向かっている。


「あれは...」


たしか、伏見くんのお気に入りの八田美咲くん。


「伏見くんは?」
「また、探し物と...」
「そう」


なら、問題はない。


「彼が居るのは伏見くんに言わなくていい」
「はっ」


サーベルを腰にさして目的地へ向かう。


「....自分勝手な部下はお仕置きですよ周防尊....」

















別に取り返しに来た訳じゃない。


ただ、会いたくて。それだけ。


見つかったら殺されるな。
仲間にも迷惑をかける。


でも、見たかったんだ。
元気なあの人の顔を。



見なくちゃ自分が壊れそうで怖かった。



「ここ、か」



難なくここまで来れた。


怪しいとは、わかっている。


でも


重い扉を開ける。


「.....尊さんっ...!」
「.......美咲?」


みこと、さん。


「尊さん...尊さん...」
「何しに来た。帰れ」
「いや、あの...会いたくて!」
「馬鹿か」
「馬鹿でもいいっすよ!尊さんに会いたかったんですから!」


嬉しくて、嬉しくて何故か



「尊さっ」
「美咲!?」



世界が反転した。















仰向けになるように組み敷いてサーベルを向ける。

「がっ....!?」


逃れようと暴れる八田くん。


「君にも従順なペットが居るんですね...周防尊」
「宗像、そいつに触るんじゃねえ」
「それは無理だな」


横目で周防尊を見ると珍しく瞳の奥に熱を感じる。


そして視線を下に向ける。

「君が八田美咲くんですね?」
「....だから...なんだ...」


目を反らさず強い輝きを持ちながら真っ直ぐに私を見る。


嗚呼、.......気に食わないな。



「....八田くん」
「....」
「伏見くんは今日も君を探しに行きました」
「...さ、る......?」
「さて、何故でしょうか」

話されたくない相手の話に幼い顔を歪ませる。
あの瞳が戸惑いに揺れる。

「宗像」
「なんですか」
「美咲には手を出すな」
「悪いのは君の部下だ」


さあ、どう出るか。


「俺が悪い、ちゃんと言い聞かせなかった」
「尊さん....!?」
「じゃあ、君に責任を...ん?なんですか八田くん」


震える指で私の腕をつかんで、綺麗な瞳は不安気に揺れている。


「....っ俺がなんでもする、から...尊さんには.....!」
「.....いい子だ」



殺されると思ったのだろう。
ギュッと目を閉じている。


周防尊の前で殺すのもいい。

だが、それじゃあ生温い。



死より恐ろしい絶望を。






八田くんを無理矢理抱き上げ、膝の上に座らせる。


「なにすっ...ん...ぐ、...ふっ...!?」
「宗像」
「ん、なんです。ヤキモチですか?」
「んな訳あるか。今すぐやめろ」
「無理です。これは君のペットの望んだことだ。」
「や、やだっ...ふ、ぁ...やめろっ...!」
「おい!」



いい。これですよ。
怒りと絶望に歪んだ顔が一番美しい。



「可愛いですよ、八田くん」
「っ気持ちわり、い...!...むりっ...」


抱き竦められて動けないのはわかっているのに暴れる。


面倒だ。


「....もう入れますよ」
「いれっ?...な、なに...?」
「宗像、それだけは駄目だ」
「なんでですか」
「そいつが大事だからだ」


美しい親愛....虫酸が走る。


それに周防尊の言葉に
八田くんの意識が移ったのも気に食わない。



「じゃあ君が代わりになるとでも?」
「だ、駄目。俺が...俺が頑張るから、だから...!」
「美咲、それだけは駄目だ」
「尊さん、俺....うぁっ....!?」
「宗像!」


カーキ色のズボンを膝下まで下ろし下着の上から触れる。


「ひっ....!?」
「ほら、力を抜いてください」
「や、だ!...む、あっ...やっ.....!」
「ふふっ....随分可愛らしい声じゃないですか」
「ま、てっ...!なんか、おかしっ.....あっ!」


私の、私の手で落とした。

八田くんは見るからにプライドが高そうだ。

ほら、屈辱的って顔してる。


「は、はぁっ...はぁっ...」

睨んでも意味ないですよ。


次は入れやすいように後ろから抱き支える。


「っなに...?」
「...燃やすぞ」


流石に黙っていられない周防尊は炎を出そうとした。
でも、いまは困るから


「....今の君は炎の制御が出来ない筈です」
「だからなんだ」
「一歩間違えれば八田くんもさようならですね」


途端に押し黙る周防尊。

真っ直ぐな彼等を、吠え舞羅を壊したい。



八田くんの下着を下ろして指を這わせる。

そしてそこに指を入れる。


「っつ!やだ、なっなに!?」
「何って指ですよ」
「やめっ...いた、い!やだ、奥っ...!」
「痛い?おや、伏見くんとはしてないんですか」
「はっ!?んなわけ、ねえ...ぐ...だろっ...!?」


では、八田くんの処女は私のですか。


そうしている間に指を増やして腸内を犯す。


「やっ...苦し、ぁ...ぐっ...!」
「大分柔らかくなりましたね、ご褒美です」


ある一点を集中して触れる。


「っ!?やっ!な、に?これへんっだ....!」


急に大きくなる甘い声。


すごく魅力的だ。


「あっ...やめ、ひっ!」
「可愛い」
「かわいくなっ...なめっ!?」


あまりにも美味しそうだったので
思わず腰を舐めてしまった。


「腰、やっ!あっ...!」
「もう...入れますよ」
「がっ!?あ゛ぁ゛あ゛あ゛!?」

悲痛の叫びが冷たい地下に響く。


「いってえ、あ゛...ぐ...!?」
「動きます、よ」
「いや、だっ...あっ...!?しぬ、しぬからっやめ....!」
「美咲...!」
「みことさっ...!?...ひっ...っ見ないで、くださっ!や、やだ...!」


周防尊は八田くんを見つめる。


無理もないだろう。
幼い顔のくせに色気があり得ない。


「君、はペットをそんな風に見ていたのですか」
「.......見ていない」
「随分噛み付きたそうですが」


そういいながら八田くんの腰を撫でる。


「やだっ見ないで、くだ....あっあっ...ばか、しぬっ....!」



遂に泣き出した八田くん。
泣き顔も可愛い。

狂ったように叫ぶから無理矢理口を塞ぐ。


「んぐ!?ふっふぐ...んぁ....んー!」


これは驚いた。
まさかこんなにハマるとは。


絶望に歪んだ顔も虚ろな瞳も綺麗な涙も火照った皮膚も細い身体も、

八田美咲くん全てが可愛くてしょうがない。


今なら伏見くんの気持ちがわかるよ。


「あっ...あーっ!」


まだ、足りない。
ぐちゃぐちゃにしたい。


「ひっ...!うそっ...や...も、ぬけよっ...!」
「駄目だ...周防尊」
「.....なんだ」
「お前もやりたいんだろう?」
「は?」
「選ばせてあげますよ。そのまま指をくわえて見てるか、ペットを犯して楽しむか」
「そんなの」
「あっああ!みこと、みこと、さんっ!みことさっ.....!」
「.....っ」


究極の選択かもしれませんね。


自然に口角が上がる。





「どちらにしますか?」







二人とも私の手元に居ればいい。







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すごい裏になってしまいました。


ごめんなさい。



宗像室長鬼畜過ぎて...///


みんなを精神的に追い詰めそうですよね。





20121119

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