まぐまぐ

□過去拍手文2
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美←礼→猿→美





「伏見くん」
「なんすか」
「アニメのOP曲はどう思いますか」
「いいんじゃないですか」
「歌詞の意味ですよ」
「俺と美咲の歌です」
「....本当にそう思いますか?」
「なんすかそれ」
「八田くんと他の誰かとの曲かもしれませんよ」
「あ?」
「例えば私とか」
「何笑えない冗談。だいたい引かれ合ってもないでしょ」
「言いますね」
「野蛮な情熱は美咲、冷静な衝突は俺ですよ」
「私でも考えられますよ?」
「どう考えても俺です」






「ちなみにOP曲は俺の曲でED曲は美咲の曲です」
「なぜ」
「冷たい部屋の隅で俺を待ってるんです」
「うっとりした顔で言われても」
「夕日は裏切らないとかもう俺のことばっか考えてるんでしょ」
「十束多々良の可能性の方が高いですよ」
「....それは否定できませんが」
「でしょう?君が優しいなんて、ねえ?」
「でも美咲の曲です」
「まあストレインの曲ですが」
「そうですね」







「なんかムカつきますね」
「なんですかいきなり」
「いや、室長の顔が」
「ほう。喧嘩でもする気ですか」
「嫌ですよ。美咲以外とは」
「本当に八田くんが好きですね」
「嫌いです」
「またまた」
「大嫌いです」
「それは何故ですか」
「俺の造り上げた世界をぶっ壊したから」
「.....恋じゃないんですか」
「恋だったら喧嘩しませんよ」
「歪んでますね」
「うるさいな」
「ところで」
「なんすか」
「私はどうなんですか?」
「興味ないです」
「.......!」
「あ、美咲だ」







「みーさーきー」
「近寄るな!」
「美咲、手合わせしようぜ」
「んな暇ねえよ」
「いいだろ」
「やめっ...青の王...?」
「どうも」
「な、え?なに、え?」
「ほら、猫がビビるんで帰ってください」
「嫌ですよ」
「邪魔です」
「うるさい」
「おい。猿、なんで宗像礼司が...」
「八田くんに会いたくて」
「........!」
「美咲が体調不良になります離れろ」
「じゃあ暖めてあげますよ」
「意味が違うだろ絶対」
「や、あの...なんすか」
「美咲が大人しい....」
「八田くんが欲しくて」
「直球過ぎますしあげません」
「お、俺は尊さんのだ!」
「あ?それは気に食わないですね流石周防尊殺す価値がありそうだ」
「なんか早口ですごいことを...!」












「尊さんには触らせねえぞ!」
「もう手遅れですよ」
「なっ...尊さんになにしたんだ!」
「さあ?...なんでしょうね」
「っ....!?」
「美咲に変な想像させないでください殴りますよ」
「私は別に何も言ってませんよ」
「殴りますよ」
「なんなんですか伏見くん」
「目障りです帰ってください」
「帰るのは君ですよ」
「お前ら帰んなくてもいいぞ?」
「美咲」
「八田くん」
「俺が帰る」
「そうはさせない」






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拍手新しくしました!

この関係可愛いですね


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