まぐまぐ

□たまにはさ、いいんじゃないかな
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ぽたむ様キリリク、猿美、はじめていちゃいちゃします。


















「「あ」」


路地裏で仕事サボってたら逃げてんのかな....美咲に会えた。


すげえ息切れしてるし。てか、泣いてね?うわー可愛いな。でもさ、


誰だよ、泣かせたの。


「美咲...?」
「猿...あっいや、えっと」
「大丈夫か?」
「は?」


なんだよ、は?って。
普通に心配してやったのに。


「なに、いい歳して鬼ごっこ?」
「ちげえよ!....青服に睨まれてんだっつの」


セプター4に?
なにしたんだこいつは。

いや、それよりも


「俺もその青服なんだけどな....美咲?」
「あ、そ...うだな」
「まあいい、おいで」
「な....なに言ってんだ猿比古!」
「匿ってやるよ」


歩き出すと、とりあえずついてくる美咲。

可愛い。


「で、なに」
「....秋山と口喧嘩してたら道明寺とか出てきやがって気付いたら見廻りの奴等に囲まれたんだよ」
「それで、手を出したの?」
「俺はしてねえよ、向こうが抜刀したからそれなりの対応をだな......って...さ、る?」


力一杯抱き締めた。

さすがにびっくりしちゃったけど。



「ばか」



怪我したらどーすんの。

そのかおにうでにあしにむねにおなかにせなかにからだに。



「さる、どうしたんだよ」
「みさきもどうしたの」
「だってさるが...!」
「おれが、なに?」


目を見ると違う意味で泣きそうになっている。


「駄目だろ...調子狂う」


駄目なのは美咲だろ。
なにその目、その顔。
真っ赤にしちゃって。


「美咲」
「んだよ」
「ちゅーしていい?」
「.........ん」


いいの?
するよ?しちゃうよ?


「ん...さる.....!」


きょうのみさきのくちびるは
てつのあじがしない。


あまい。


「みさき...おいしー....」
「ふっ!?んっ...した、いれっ...?」
「ん、みさ...かわい...ね...」


美咲の舌を俺の歯で甘く噛む。


「や、くう...なっ...!」
「みさき、みさき」
「も、いいっ...やめ...!」
「みさき」


おれはみさきがすきだ。
みさきもいっしょ。
だからと言って付き合いたい訳じゃない。
いつまでも二人だけでいたい。
世界中で二人だけ。





「すき」





言ってしまった。

無理、隠せない。隠さない。


すげえ好きなんだもん。



「さる、おまえ.....」



なにも、なにも言わないで。
傷付きたくない。
これ以上苦しめないで。


「なんつー顔してんだよ!」

からっとした笑顔を浮かべた。


なに、それ。
なんで笑うの?サイテー。

じゃなくて。


「みさき?」
「あー…、くそっ」


いきなり胸ぐらを掴まれる。
なに、なに?


「....一度しか言わねえからな」
「は?」
「.........すきだ」
「え、なに...」
「おれもお前が好きって.....だああ!くそっ!しね!だいきらいだばーか!」


うっわ、かわい...!

好きより罵声が多いのは気にしない



「ありがとな、美咲」
「なっ....!?お前やっぱ変」
「お互い様だろ」
「まあな」



それだけ。

明日になればまた同じ。


だけど、お前の中に俺がいればいい。





好きだよ、美咲。

----すきだ、さる




明日も会えるといいな。





たまにはさ、いいんじゃないかな




こういう感じでも。



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16000のキリリクでし!
ありがとうございます(';ω;`)


遅くなって申し訳ない!


いちゃらぶの猿美と聞いて!



いちゃらぶはじめてかいた...!


なんかすいませんんん





20121229

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