夢小説入口∫異世界への扉∫

□第1の扉
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何気なく
本当に
何の気なく・・・

だって
いつもの毎日
私はただ
目の前の見なれたドアを開けて中に入っただけだった
・・・

突然、目の前が真っ白になった・・・

「あれ・・・?私・・・どこに行こうとしてたんだっけ・・・?」


すぅーーと
まるで睡魔に襲われるように
気が遠くなる・・・


チュンチュンチュンチュン・・・

遠くで鳥の声がする・・・
頬をさわさわと何かが触れる・・・草のにおい?


『ねぇ?君?』

「?」

『君ってばぁ?』

?子供の声がする?
女の子?ん〜少年かな?もうちょっと寝てたい・・・

『こんなところで寝てるの?ん〜起きないんだったら、いたずらしてもいいよね?』

え〜い
とゆう可愛い掛け声とともに
むにゅっと両方の胸がつかまれた

!?

「っんっあぁっんっ・・・」

予想していなかった刺激に思わず声が出てしまう
眠気も一気に吹き飛んで目を開けると目の前に
少年の顔が・・・

赤い目に白いふわふわの髪
少年と青年の間のような雰囲気を漂わせる顔立ちは驚くほど整っていて思わず見とれてしまう・・・

「んあっひゃうんっ・・・///」

ビクンと身体が跳ね少年の顔に似合わない大きな手を払いのけた
気付いても手を止めなかった指が胸の先端を摘んだのだ

『おはよう』
少年は悪びれもせずに満面の笑みでほほ笑んだ

・・・可愛い
思わずこちらも笑顔になりそうになりながらも
胸を押さえて後ずさりした

?!え?!

少しはなれて少年を見た私は
息を飲んだ

少年のふわふわの髪の間から
ニョキニョキっと2本ふわふわの耳が生えていたからだ・・・

「うさ・・・みみ?」
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