スクラップティーチャー
□4話
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「おーきーろー」
「健人ー?早く起きてよー」
「おーきーろ」
んだよ、毎朝うっせーな←
『あたし寒いんだけど』
健人「んー、今何時?」
風磨「6時30分!」
時計が壊れてるんだよね、きっと。
風磨がこんなに早く起きれるわけない←
『最近マジで早すぎない?』
「起きてるし」
健人「岬ー、こいつらおかしい」
『あたしおかしくない』
岬「風磨はおかしいな」←
風磨は絶対おかしい←
『今日は着替えてるよ、風磨』
健人「部屋着に見えたw」
風磨「俺ちゃんと着替えてるんですけどー」
『あは、』
苦笑いの涼w
岬「とりあえず着替えろよ」
『あたし達リビングで待ってるね!』
健人「ん、わかった」
んー、ねみぃ。
昔はこんな時間に起きてなかったのに・・・
風磨の野郎←
とりあえず着替えるか。
それから着替えて髪を軽くセットしてから部屋を出た。
『あ、来たー!』
岬「んじゃ行くか。」
『いってきまーす』
健マ「いってらっしゃい!」
ほんと、お袋って朝から元気だよなぁ、
『風磨さぁ、もっと遅い時間に起こしてよー』
風「嫌」
風磨ひど←
あたし学校で寝るしかなくなるじゃーん。
『なんで?』
岬「涼と健人がくっついて寝てるのが嫌だから」
風磨「その通り!」
『え、寒いから良いじゃん』
寒いのに寝れるひと、尊敬するわw
健人「俺は暑いけど」
風磨「じゃあ別々n『嫌だ』
風磨「そんなぁ」
しゅんとする風磨。
なんか幼稚園児が悲しんでるみたいw
『だって寒いもん。健人と寝たら暖かいからすぐ寝れるし』
岬「まぁ、美濃部家に口を出しても何も変わらないって事で。」
『え、あたしまだ中島なんですけど』
風磨「さっさと美濃部になっちまえ」
不機嫌そうにブツブツ言ってるw
健人「腹いせか」
『腹いせはやめようか?』
風磨「はい、やめます」←
涼の黒い笑みw
あれは恐いよ。目の奥がマジで笑ってない、
『げ、』
健人「マジかよ…」
風磨「ふざけんなよ…」
岬「失せろ」←
あたし達が見た光景。それは、
まりや「朝からアツアツだね!」
品川「ホント!らぶらぶ」
大崎「見せつけないでよー!」
女子の大群←
見せ付けてるつもり無いし、
金沢「おはよー!あれ?ラブラブ登校ですかー?」
高崎「見てるこっちが暑いよ!」
あたし寒いんですけど←
どんだけ冷え性なんですかね、
『とりあえず教室行きたいです、』
大崎「涼ちゃん借りるね!」
まりや「ねぇねぇ!もうキスした?!」
『・・・ぅん//』
「え?!」
うるさいんですけど←
鼓膜が破れる、
品川「いついつ?!」
『告られた・・・時?』
金沢「○e○は?!」
高崎「朝からそんな話しちゃだめ」
『してませんよ、さすがにw』
さすがに付き合って1週間じゃしませんよ、
あたし馬鹿だし←
田町「でも意外だなぁ」
『何が?』
大崎「美濃部と涼ちゃんの組み合わせ!」
『そんなに?』
まりや「沢渡くんは?」
『岬は軽く傷つく事ばっかり言うから嫌。』
品川「楠本は?」
『荒いから嫌』←
即答で答えたw
朝からブンブン振って起こすし、
風磨「荒いって何?」
『起こし方荒いじゃん。』
岬「[おーきーろー!]って叫んでるからな」
あれはうるさい。
健人の起こし方を見習え←
『普通に答えたけどなんで2人とも居るわけ?』
風磨「盗み聞き?」
『おい、』
まりや「ガールズトーク盗み聞きしちゃダメなんだよ?」
岬「やめろっつったのに、」
岬は偉い←
ガールズトークにはまだ慣れないや、
健人「もういいか?」
高崎「お、噂の彼氏くん!」
健人「うっせ//」
風磨「あ、照れてるw」
可愛い!
健人やばす←
品川「ていうか、あたしのこと[まなみ]って呼んでよ!」
まりや「あたしも!まりやでいいよ!」
大崎「あたしは沙莉ね!」
金沢「あたしは瑞貴で!」
高崎「あたしも瑞希だから・・・みずって呼んで!」
田町「あたしはのんって呼んでね!」
なんとか覚えた・・・かもw
『あたしは呼び捨てで!みんなの事傷つけちゃうかも知れないけどそれでも仲良くしてくれる?』
絶対傷つけると思う、
むしろ傷つけない自信の方が少ないから。
まりや「何言ってんの?あたしは傷つけられたりしても無理矢理仲良くなるからね!」
「あたしも!あたしも!」
みんなそういってくれた。
でも、あたしの心は不安と喜びが混じって不思議な気持ちになっていた。
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