白銀
□茜色の空…
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茜色に染まった髪と瞳に、俺は心を奪われたんだ…
+*+-+*+ 茜色の空… +*+-+*+-
この町に来たのは、たまたまで、偶然にも明日は祭りだという
薔薇が名産の町だけあってか、町中が薔薇の香りがする
兎に角宿を探そうと、歩いていると、近くの公園から、楽しげな声が聞こえてきた
何故かは、分からないが気になり、声のした方へ視線を向けると、俺の目は、釘付けになってしまった…
夕焼けに染まった公園で、楽しげに笑っている少女は、…茜色に染まっていて、美しいと、そう思った…