白銀

□茜色の空…
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「お姉ちゃ〜ん!」

「あのねーっ、ママがね、おむかえにきたのー!!」

「ボクたちかえるねー!」

「またアソボーねー!」

「バイバーイ、お姉ちゃんー!」


小さな子供達が口々に、少し離れたところから別れの言葉を叫んで、大きく手を振っている



「!」

「うん!またねー!!」



一瞬だけ、酷く寂しげな表情を見せた…、だが今は、少女は笑顔で手を振っている、気のせいか?






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