アニマックエスト 〜堕ちたテンシと目覚めのウタ〜

□第8章:POISON and DRUG。
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一夜明け、一行は最終目的地へと歩き出すのやった!!!!!





・・・え?最初のテンションが何時になくおかしい?やってもうすぐ最後なんやで!!?ここまで来るのにどれだけ苦労したか!!





ちなみに、現実時間ではやーっと半日が過ぎたところ。ここはもう1ヶ月以上も経過しとるように感じるわ・・・。






(人格に影響が出とるから気をつけんとなぁ・・・)







みながわ:「んぬぅっ?」
かいだ:「純ちゃんどーしたの?」
おのさか:「敵か?」
みながわ:「あそこにいる人・・・」






純子はんがある露店を指差した。




そこは解毒剤を販売しているそうだが、座っている女性が見たことあるネコ耳を付けてふて腐れたように呼び込みをしていた。






???:「いらっしゃいませぇー、強力な解毒剤はいらんかね〜〜〜。・・・って、こんなことしてたら何時まで経っても進まないじゃないのっ!!」







みながわ:「あっやっぱりくぎゅーだ〜〜〜〜」
くぎゅー:「んなっ!!?皆川!!?・・・さん!?」
おのさか:「名前表記が“くぎゅー”になってっぞ」
くぎゅー:「うおっ!!?軽々しくくぎゅーって言うなぁっ!!釘宮だってのっ!!」






釘宮はんは何とか名乗ったところで満足したのか、いきなりテーブルに肘をつけて、頬杖をしだした。






くぎみや:「はぁ・・・、ヘンテコセカイに飛ばされたとは思ったけど、まっさかあなた達が絡んでいたとは・・・」
おのさか:「んだよゴルラァ、喧嘩売ってんのかぁ!!?」
みながわ:「昌也落ち着いてっ」
おかの:「それで、どうしたんですか?」
くぎみや:「私はただ、人を探していただけなんですよ」






その時の出来事を思い出してか、釘宮はんはあからさまにため息をついた。
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