うさぎちゃん

□うさぎちゃんの0.5人分の失恋話。
1ページ/1ページ


やっほ、ゆちょんだよ。

俺には恋人が二人いる。

いや二股じゃないのよ?
ただ一気に二人恋人が出来ちゃった訳で。

ちゃんみんに告られてから数分後にゆのひょんに告られたんだ。ただそれだけ。


ちゃんみんもゆのひょんもお互い俺の恋人ってこと知ってるみたいだし、あまり深くは考えていないらしい。

恋愛なんて、自由だと思うよ。
女だろうが男だろうが、抱かれようが、抱こうが。


まあ、大変なのがセックス。
ただでさえ成人した男を掛け持つのも大変なのに、×2って結構身体に響く。

得に俺みたいなへなへなりんはお手上げ。
だらしなく脚ひろげて女々しく震えて鳴いてるだけ。


それなのに可愛い、なんて頭なでなでされてたら図に乗って、フェラなんてやっちゃってる今現在。

末期だな、コレがおいしいなんて。

それでも頭を押さえつけなれると胸がきゅんと締め付けられる。
俺がソレをしゃぶれば、あっけなく射精するゆのひょんにも、ちゃんみんにも結局俺は溺れてるんだよね。


ちゃんみんのが一番奥まで届く。

スキンしないで中で出すから、ゆのひょんの番になったとき気持ち悪くなって吐いた。

そのままだらしなく泣きじゃくる俺を風呂場に連れていってゆのひょんが爪の先まで綺麗に洗ってくれて、ちゃんみんを叱る。
そのあと、ベッドで寝息を立てる俺をおかずにゆのひょん一人、トイレで抜いてたんだとか。






ゆのひょんは優しかったけど、やっぱり恋人二人は厳しかったんだ。


そう悩んでいると、いつの間にかゆのひょんの隣でじぇじゅひょんが可愛く笑ってた。



その夜のセックス。

寂しくていつの間にかぼろぼろ泣いてた俺の頭をちゃんみんががしがし撫でてくれた。



ゆのひょん。
俺、あんたのこと、すっげー好きだったんだ。




するとちゃんみんが言った。




「僕がずっと側にいます。」




end

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ