しょーと
□君に届け
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「ヒョン、おやすみなさい」
「おやすみ、チャンミン」
おやすみを言って自室へ向かう弟を見送る。
最近休養が少ないのが原因か、チャンミンは少しだけやつれて見えた。
あんなに凛々しかった肩も狭く感じて
思わずその背中を抱きしめた。
「ひょ、ん・・・」
「なあ、・・チャンミン」
震えるな。
俯くな。
しっかりと立て。
前を向くんだ。
「俺がずっと守るよ。
もう、心配するな」
君をずっと守る。
守って見せる。
「・・・・はい。」
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