しょーと

□君に届け
1ページ/4ページ





「ヒョン、おやすみなさい」


「おやすみ、チャンミン」



おやすみを言って自室へ向かう弟を見送る。

最近休養が少ないのが原因か、チャンミンは少しだけやつれて見えた。









あんなに凛々しかった肩も狭く感じて


思わずその背中を抱きしめた。











「ひょ、ん・・・」



「なあ、・・チャンミン」





震えるな。

俯くな。





しっかりと立て。


前を向くんだ。





「俺がずっと守るよ。

もう、心配するな」







君をずっと守る。

守って見せる。

















「・・・・はい。」







次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ