月霜学園 〜魔法界〜
□月霜学園 〜魔術部〜
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「おい,冥星!起きろ!!遅刻するぞ!!」
「だ…黙れ…」
『本当に口が悪いよな、コイツ。此処が一番ウザいんだよ…』
「おい,今何を考えた?」
「いえ,何も〜」
「ダーク…」
「ゴメンゴメン!!もう言いません!!!」
「フン!それでよろs・・・」
「遊びにしては度が過ぎていませんか,冥星君?今,呪文で恒星を脅しましたね?」
「ウッ・・・其の声は・・・」
「撃っても良いですか?」
「ゴメン騎士。もうやらない…」
「次やったら撃ちます。」
「ハイ・・・」
俺の名前は天埜 恒星。
そして今、俺を守ってくれたのは天埜 騎士。
とても頭が良く、学年でベスト10に入る程の実力を持っている。勉強を教えてもらう事が多い。
もう一人。さっき俺を脅したのが天埜 冥星。
スポーツは万能で、どんな種目でも少し練習すれば、大概の事はマスターしてしまう。
しかし騎士とは間逆で、口が悪いのと勉強下手なのが欠点だ。